「モルヒネ★ガール」



<あらすじ>

「チームの心得、暗唱ー!いちー!」
「いらない人間はためらわず、虫けらの如く殺すことー!」

彼女は言った。
「最強の人殺し集団を作るんだ…。」
そしてそこに集まった女子高生達。
感じたいと思った
選びたいと思った
守りたいと思った
救われたいと思った
…ここに、ちゃんと存在したいと思った…

「あたしがここに居るって、一体どんな感じをしてるんだろう?」

喉の奥に理由を隠して
空に落ちた答えを探して
少女達は今日も殺戮に夜を駆ける

「空、青いね。」
「空だからね。」
「曇って白いよね。」
「だって、雲だからね。」

傷ついたって死んだって、君と出会えてよかったよ。
赤く染まった手の平は、もう色褪せる術も知らないけれど、
それでも行かなきゃ、
しっかり見なきゃ、
この伸ばした腕の先で、明日がどんな空を抱いて笑っているのか!

「ブレザー服殺戮戦士ブレザーファック、只今参上!」
「リョウさん!やっぱブレザーファックはダサイっスよぉ〜!!(泣)」




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<キャスト>

一柳 あずさ
塩谷 麻美
南 香緒里
保田 由香利
渡邉 万希子
浅井 裕子
石田 妙
押淵 絢子
笠原 彩乃
河内 寿栄
北島 裕佳
小林 まり枝
濱田 貴奈
平井 千尋
松崎 茉莉杏

佐藤 庸 (友情出演)
吉田 朋弘 (友情出演)




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<スタッフ>

(舞台監督・美術)
木原 真三 (木原ファミリー)

(照明プラン
崎野 怜子

(照明オペレーター)
麻生 沙織

(音響オペレーター)
吉田 裕貴

(殺陣指導)
外村 和雄

(ダンス振り付け)
北島 裕佳
笠原 彩乃
石田 妙

(広報)
佐藤 庸





<作・演出あんぢの今思う感想>

一年前に色々と人様にご迷惑を掛けたものの、
おかげさまで若干手順を心得たあんぢの第二作目。

女子高生が一般市民を無差別殺戮しまくるとゆう
これだけ書くと少々問題アリな作品。
人死にまくり。
まぁそれだけではないのですけども、
一言で言えと言われたらそうなりましゅね。

殺陣では外村和雄氏がカッチョイイ殺陣をつけてくれ、
一つ一つあんぢの要求を聞いて丁寧に作ってくれました。
感謝デス。
それに対してあんぢは
「そう!そうよカズオちゃん!もっとバイオレンスに!キャーその手がいいわぁ!!」
と呑気に楽しんでいた。
ちなみにこの殺陣のシーン、
主人公の女子高生チームとライバルチームが大乱闘するシーンだったんですが、
あんぢのこだわりとして、先を尖らせたマジな鉄パイプを使いました。
勿論安全なように加工はしましたけども。
だって鉄パイプがよかったんだもん。

この殺陣のシーンで「マリリン・マンソン」の曲を趣味で使っていたんですが
役者達がどうやらこの曲を随分気に入ってしまっていたようで、
ある日抜き稽古中にその他メンバーは殺陣の稽古をしといてねと言っておいて
しばらく経ったので様子を見に彼らの元へ足を運んでみたら
殺陣の稽古そっちのけでその曲を流し、
一人一人の登場シーンと決めポースを作っていやがった。
稽 古 し ろ Y O ! !

仕掛け等もあった舞台だったのですが、
色んな問題によりそれらが全てぶっつけ本番になってしまった。
でもそれを全てぶっつけで成功させてくれた木原ファミリーの皆様に感謝。