【あらすじ】
コンピューターによって管理された全寮制の女子校。
厳しい校則、権力と暴力により支配されたその学校では
不正を犯した者は容赦なく処分されてしまう。
そこに過ごす５人の女子高生達。
将来の進路に悩むサトカ、
自由奔放故に教師から標的にされるマキ、
成績優秀真面目一筋のユミ、
他人に合わせることしか出来ないカオリ、
誰とも話さず群れず、一匹狼のサツキ。
少女達が戦う相手は
学校なのか
権力なのか
それとも自分自身なのか。
自分らしく生きるには余りにも不自由な世界。
生きるために自分を捨てるか
自分を守って命を捨てるか
少女達の目の前に突きつけられる選択。
生きるべきか死ぬべきか
それが問題だ
生きながら死ぬべきか
死にながら生きるべきか
それが問題だ！
それぞれの少女達が選んだ道とは？！
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Ｑ、「何で（リプレイ）なの？」
この作品は｀０４にやさぐれ散弾銃が初めて上演した作品です。
今回はその再演なので、「リプレイ」とついてまっす！
当時は学校の文化祭での上演だったので、
今回お外に進出したので原点回帰に再演してみることにしたんだよ！
【登場人物紹介】
＜新木 サトカ＞
親には将来は出世して欲しいと切望されるが、本人には本人の夢がある模様。
エリート街道を突き進む兄を持ち、その為に両親の期待も大きいらしい。
家庭内では親に逆らえず模範的な良い子を演じるが、本当の彼女自身はもっとはっちゃけている。
その家庭内と素の自分のギャップに非常に悩んでいるらしい。
とりあえず将来の進路をどうしようか、それが一番の悩みの種。
マキと同高校出身で仲がいい。
＜中里 マキ＞
サトカと同高校出身で仲がいい。
サトカとは逆に、自分を演じることが苦手で素の自分でしか居られない。
友人にも教師にも決して媚びることなく、自由奔放に振る舞う。
その為教師からも前の学校のクラスメイトからも顰蹙を買っている。
正直な性格の為、矛盾だらけの学校校則のことで教師に盾突いては毎日殴られている。
嘘が吐けず、自分自身のまま走り続けるが故に攻撃されるタイプ。
＜渡 ユミ＞
成績優秀、優等生街道を突き進む。
常に固く論理的な口ぶりで、自信に満ちあふれ堂々としている。
大抵の教科の成績トップはこの渡さん。
如何に人生を効率良く渡ってゆくかを常に考えているためか、
奔放だが、不器用で効率の悪い生き方しかできないマキとはウマが合わず
何かにつけてマキに喧嘩を売っている。
マキもそれを買ってしまう性格のため、よくモメていてうるさい。
＜村田 カオリ＞
典型的寂しがり屋だと思われる。
必ず誰かの側か、グループに所属していないと寂しいらしい。
その為嫌われないように、必死で他人に自分を合わせようとするのがクセ。
おまけに嫌われないように、「ごめんなさい」をバズーカの如く連発するのもクセ。
自分を必死で「良い子」に見せるように努め、
他人に自分の意見を言うなんて、嫌われそうで怖くて出来ない。
散々猫被っといて、空っぽの自分にいっちょまえに悩んでいたりもする。
＜松林 サツキ＞
クラスの謎な人ナンバーワン。
他人と正常な言葉のキャッチボールをしている場面は今まで目撃されていない。
その為色々とミステリーな噂が流れている学園の七不思議の一つ。
本人はそんなことどうでもいいらしく、今日も黙々と一匹狼。
偶に授業中、誰も解けないようなマニアックな質問に簡単に答えるなどして
周囲の生徒をドン引きさせている。
＜学年主任＞
学年の生活指導を統括している先生。
校則破る生徒には容赦しないぜ。
容赦なく殴るし、ピストルだってブッ放すぜ。
自分に盾突いてくるマキが最近の目の上のたんこぶ。
渡さんは良い子で成績もいいため気に入っているらしい。
＜内田 ミホ＞
弁護士事務所を経営している敏腕弁護士。
実は少女達が所属する高校の十年前の卒業生でもある。
どうやら過去に色々あったらしいが、それをひた隠しにしながらお仕事を頑張っている。
上品で温厚な人柄で、昔は色々と夢もあったらしいけども…。
＜新木 カズヤ＞
サトカの兄貴。
この春知る人ぞ知る有名企業に就職しました！おめでとう！
とは言うものの、サトカの学園生活に不安があるのが悩みらしい。
何とかしてサトカを今の高校から連れ出したいと日夜思い悩み、卒業生であるミホの元を訪れる。
エリート街道を突っ走るシスコン兄貴。
＜白衣の人々＞
学年主任の部下の先生達。
校則には主任と同じく厳しいぜ。
服装チェックをしたり、不正チェックをしたり、日夜奔走しているよ。
偶に色んな場面で出てきます。
＜女子高生達＞
マキの回想に出て来る少女達。
サトカとマキが前に居た高校のクラスメイト。
マキを村八分にしてはみんなで悪口を言っている。